父の病状 肺炎併発 寝たきりでも筋力を維持するために
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父が誤嚥性肺炎で飲食禁止 寝たきり状態に

 

今日は、主治医から父の病状についての説明をいただきました。

 

自宅でころび、圧迫骨折という診断で入院した父。

7月17日に救急車で運ばれて整形外科に入院していましたが、

7月23日月曜日に肺のCTを撮ったところ、

誤嚥性肺炎になってしまったことがわかったそうです。

 

そのため、現在は飲食は禁止。

点滴で水分と栄養補給をして、安静状態。

トイレもベッドに寝たまま。

 

ほぼ動けない寝たきりの状態となってしまいました。

 

肺炎の治療には約2週間かかるそうです。

同時に嚥下機能の訓練もしていただいているようですが、

嚥下能力の回復は思わしくないようです。

 

嚥下機能が回復しないと、

最悪の場合は胃ろうとなり、

胃に穴をあけて食べ物を流し込むことになってしまうそうです。

 

食べることの大好きな父に、それは酷なことです。

 

寝たきりになって動かないのは、筋力の低下、

体全体の機能の低下、と悪循環ももたらしています

 

なんとかせめて元の体力が回復するよう良くなってほしいものです。

 

高齢者が病気やケガにより寝たきり状態が長引くと廃用症候群に

 

病気やケガによって、高齢者の入院が長引くと、

そのことがきっかけで認知症が進んだり、

体の衰えが加速したりという話は、

多くの方の経験として良く耳にしていました。

 

とくに、寝たきりの状態の期間が長くなればなるほど、

筋力の低下は若い人に比べて著しく、

回復は若い人より時間がかかるため、

病気やケガの回復後の生活にも大きな影響を及ぼします。

 

この筋力低下を、なんとか最小限にとどめる方法はないものでしょうか。

 

廃用症候群とは

 

寝たきりの期間が長くなると、「廃用症候群」という状態が起こりやすくなります。

 

廃用症候群とは、十分に体を動かすことができない状態が長く続くことにより、心身のさまざまな機能低下を引き起こす状態のことです。

 

心身の負の連鎖が起こりやすく、坂道をころげるように心身が衰えてしまう危険があります。

 

例えば、今回の父の圧迫骨折の例を考えてみると、

 

自宅で転倒し、圧迫骨折に

入院して安静

ベッドに寝た切りになり、介護状態に

嚥下機能が低下し誤嚥性肺炎に

飲食禁止となり骨と皮のようにやせてしまう

安静加療が続くため、体全体の筋力が衰えてますます歩行が困難に

食べ物を食べて噛む動作をしないため、嚥下機能がますます低下

個室で刺激もなく、人と話さないため認知機能も低下

 

主治医によれば、嚥下機能が回復しない場合には、

胃に穴をあけて胃ろうを作ることを考えるそうです。

 

一瞬の不注意でころんでしまったことにより、

たいへんな展開になってしまいます。

 

「廃用症候群」の予防のために、

ベッドの上でもできることはないのでしょうか。

 

ベッドの上で少しでも体を動かす

 

「廃用症候群」の予防のためには、

とにかく少しずつでも体を動かすことが必要です。

 

実際の生活では、意識しなくても、

なにかしら体を動かしています。

 

父の場合、もともとほとんど動かない人でした。

1日中ソファに座り、じいっとしていて、

縦のものを横にもしない人でした。

 

今も、ベッドの上で寝ていると、

ただ上を向いて寝がえりもうたずにじいっとしています。

これでは先が見えています。

 

ベッドの上で寝がえりをうつなどの動作は有効なようですが、

現在の父には寝がえりをうつ力がないようです。

 

◆足を動かす

 

リハビリの方が毎日来て簡単な脚の運動をしてくださるそうです。

 

寝たままで

・脚を左右に大きく開いたり閉じたりする

・片足ずつ足を上にあげて曲げてから蹴る動作をする

・片足ずつ足を上にあげてしばらくとめてから、すとんを足をおろす

 

こういったリハビリをしてくださいますが、

土日はリハビリもお休みです。

 

この体操を、自分で意識して日に何度もしなくてはなりません。

 

◆嚥下機能の訓練

 

さらに、嚥下機能の訓練もしてくださいます。

でも、ふだんの生活でものを食べていたときと比較すると、

1日1回の訓練では、機能が衰えるスピードのほうが勝ってしまいます。

 

自分で意識して、べろを大きく動かすことは有効だそうです。

 

父は、日に何度も自分で意識してべろを動かすようにしているようです。

まだまだ、回復したいという気力は衰えておらず、

その点はほっとしています。

 

ベッドの上でも、できるだけ体を動かす。

寝がえりができるなら、寝返りをする。

脚・胴・腕などのストレッチや筋トレなどをする。

 

こういった努力がたいせつだということです。

なかなかたいへんなことですが、地道に行わなくてはなりません。

 

加齢や疾患でおこる「サルコペニア」

 

サルコペニアとは、加齢や疾患により筋肉量が減少し、筋力低下が起こることです。歩くスピードが遅くなったり、杖や手すりが必要になったりします。

 

父の場合は、入院前からすでにこの状態でした。

 

筋力の衰えは目に見えて、

1週間ごとに衰えていくのがわかっていました。

 

今回の事故も、筋力が衰えて自宅の中を歩くことにも危険なレベルになっていたゆえに、起こるべくして起こってしまったのだと思います。

 

サルコペアになる原因は?

 

サルコペアは低筋肉量の状態で、低筋力または低身体機能が認められます。

 

・加齢

・日常生活における活動量の低下

・内科的疾患

・栄養不足

 

などが原因で起こります。

 

★筋肉量が低下する仕組み

 

では、どのようなメカニズムで筋肉量が低下してしまうのでしょうか。

 

筋肉の形成のためには、分解されるたんぱく質の量より、合成されるたんぱく質の量が上回っていなければなりません。「廃用」・栄養不良・がんや糖尿病・その他、さまざまな要因によって筋肉の形成が不良となる、あるいは筋たんぱくの分解が進みやすくなると、筋肉量が低下して、サルコペアの状態となっていきます。

 

父のためにできること

 

現在、寝たきりの状態になってしまった父。

このままでは、先が見えています。

 

なんとか、少しでも状態を良くするために、

少しでもできることをしていきたいと思っています。

 

今はまだ意識ははっきりしていて、受け答えもできますので、肝要なのは筋力の低下をくいとめること。

 

地道にこつこつとリハビリをしていこうと思います。

また、EMSを使用して強制的に筋力をつけるのはどうなのか、ということを思い浮かびました。

 

これからも、いろいろ調べながら実践をしていくつもりです。

 

父が骨折 ころんで圧迫骨折で入院 救急車で運ばれました