医者と結婚 医師夫とのなれそめはお見合い
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夫との出会いはお見合いでした。

 

私はごく普通のサラリーマンの家庭で、

特別なお嬢様でもなかったのですが、

なぜか医者とのご縁が多かったのです。

 

父のところに来ていたお見合いの話が、

医者から歯科医師から、

というものがいくつかあったようです。

 

また、職場の上司の息子さんが医者という方おふたりからお声をかけていただいたり・・・。

 

なぜかわかりませんが、お会いするところまでいかないまでも、

医者からのお見合い話がたくさんありました。

 

お見合いから結婚式まで2か月ほど

 

夫とは、近所の方のご紹介で、
突然お見合いをすることになりました。

夫のほうは、これまで30回くらいお見合いをしているとのこと。
一方、私は初めて。
相当 緊張しました。

 

でも、その時の夫は初対面で結婚を決めたのか、
その足で親しい友人のところへ連れて行って紹介してくれました。

お見合いしたその日のうちにです。

 

おそらく2回目のデートでプロポーズされて結婚を決めた気がします。

スピード婚ですね。

さて、結婚を決めたものの、
挙式まで2か月しかありません。

夫は勤務していた地元の市民病院から大学病院に転勤することが決まっていたため結婚を急いだという事情がありました。

私のほうは、父親がうるさくてうるさくて、早く家を出たいと思っていたので、相手が誰とかあまり深く考えなかったのです。

大学院の先輩が

「結婚すれば相手とは対等だからね。

親は、どこまでいっても親だから。」

と言われた言葉が、耳に残っていたからです。

 

そのような次第で、大急ぎで結婚準備がすすみました。

 

教授にお仲人をお願いするとお礼は100万!!?

 

さて、お仲人もたのまなければなりません。

 

夫は大学病院に勤務し始めているので、

そういう場合は、教授にお仲人をお願いするのが通常なのだそうです。

 

その教授へのお礼は、なんと100万なんだとか。
お忙しい教授と奥様にわざわざお時間を取っていただくお礼ということなのでしょうか。

その話を聞いた私は別世界のことのようで、
ただびっくりしていました。

さまざまな技術を教えてくださった市民病院の部長に仲人を依頼

ところが、夫は慣例を破って、
真にお世話になった地元市民病院の部長先生にお仲人をお願いしました。

 

当初、整形外科希望だった夫ですが、

インターンのときに産婦人科からのラブコールを受けて科を変更。
尊敬できる部長先生からの強い誘いがあったからです。

 

それから厳しい研修医としての研鑽を積む中で
1から12まで職人的な医療の技を教えてくださった部長先生。
おかげで、どこの病院に行っても通用するだけの知識と技術を身につけることができたのです。

 

その感謝の思いを熱く語って、
部長先生に仲人をお願いしました。

 

部長先生は黙って聞いていらっしゃいましたが、
やがて手を差し出してくださいました。
握手を求める手です。

 

大学病院の通例をご存知にもかかわらず、
仲人を承諾してくださいました。

 

教授と部長先生がなんでも話せる親しいお友達だったことも良かったのだと思います。

 

おかげで???
教授への100万のお礼が必要なくなって私も少しほっとしました。
正直なところ。

教授も出席してくださって結婚式は無事に終了

 

教授にはけっきょくお仲人をお願いしませんでしたが、
それでも教授は快く結婚式にご出席してくださいました。

 

式はつつがなく終了。
結婚式がこんなにたいへんなら、一回だけにしたいと、
後から夫がもらした言葉。
よく覚えています。